∴ 小説・エッセイ／どうぶつちゃんLOVE紀行

どうぶつたちのペポニを発行されている武田ちょっこさん。
他にも数冊の本を発行されているのですが、
動物好きが読むと思わず頬が緩んでしまうのが
どうぶつちゃんLOVE紀行。

どうぶつちゃんLOVE紀行

世界各地を動物を求めて旅している様子が、
ちょっこさんらしいイラストと共に紹介されています。

ケニア・タンザニアで、キャンプ中にテントから出た時
ばったりとジャッカルに出くわし、お互いに硬まったエピソードや、
サファリカーに乗り合わせた各国の個性的な面々の話。
マレーシアでオンボロのキャンプサイトに泊まって
オランウータンに出会った話。
コンゴの山奥へマウンテンゴリラを探しに行く話。
カナダのマドレーヌ島で、流氷の上を恐る恐る歩きながら
真っ白なタテゴトアザラシの赤ちゃんに会う話。

どれも、読んでて一緒に「うきゃ～っ」と言いたくなるような
話ばかりで、読んでて楽しくなります。

面白かったです！！


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（最終Update：2008.03.30）

動物ウオッチングは、たんのしーぞー！ちょっこの本

∴ 携帯用のポンチョ

LATERRA【ラテラ】スティックテックレインポンチョ

ケニア旅行にあると便利なのが、ポンチョ。
特にナクル湖やアンボセリ、ツァボなどの、下車できる場所では便利です。
しかしそれ以上に便利なのが、ゲームドライブ（サファリ）中に雨が降ったとき。
ゲームドライブの時は、車の屋根が開いているため、
雨が降ってくると車内へ降り込んでしまいます。
けれど、車の中で傘をさすわけにはいきません。
そこで重宝するのがポンチョなのです。

最近のケニアは、乾季でも雨の降ることがあるので、バッグに折りたたんで
入れておくだけで突然の雨に降られても慌てずにすみます。

画像のLATERRA（ラテラ）はアウトドア用品なので品質はバッチリ。
何より嬉しいのは、パックの上からすっぽりとかぶれることです。 
ポンチョを選ぶ際、パックの上からかぶれるってのは、結構ポイントなのです。
突然の雨の時には、サファリに欠かせない、カメラやビデオのデジタル製品も、
ポンチョの下へさっと隠せてしまいます。

これ１枚あれば、ケニア旅行に限らずゴリラトレッキングなどでフィールドを歩く時、
さらに海外だけでなく国内でのハイキング時や
お天気の変わりやすい春先に行われる陶器市へ出かける際など、
１枚あるだけでとーーーっても便利！

コンパクトに収納できるので、天気が変わりやすい時に携帯する利用方法に向いています。 

サイズはMとL。
色も５色揃っています。


　 　  


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∴ 危険情報一部引き下げ！

嬉しい嬉しいお知らせです。
昨年末から続いていたケニアの暴動ですが、
ようやく落ち着きつつある最近、
外務省の危険情報も一部が引き下げられました！
一時は国の半分ほどが指定されていた「延期勧告」がほぼなくなり、
マサイマラやアンボセリなど、日本人に人気のエリアに至っては
「十分注意」となっています。
実質、十分注意より下がったことはないので（たぶん、ですが。）、
大丈夫と思って良いのではないかと思います。

もともと暴動の起こっていた地域はスラム街などで、
一般的な観光客が訪れるエリアは大丈夫だという情報ではありましたが、
遠い日本にいると情報が伝わらずやはり躊躇してしまうもの。
けれど、外務省のお墨付きが出、これで一安心です。

よかった。本当によかったです。

詳しくはこちら（外務省の渡航情報にリンクしています。）

地図はこちら。


予約が詰まってなかなか取れないマサイマラの「マラセレナロッジ」も
暴動の影響でキャンセルが相次ぎ空いているようですし、
現地旅行会社はドルで見積もりを出すので、
手配旅行を企画するにも円高の今がチャンスですね。

※平成２０年４月２３日付けで、危険情報の再引き下げが行われ、
　延期勧告はすべてなくなり、暴動前の状態に戻りました！
　関連記事を、2008年4月24日に記載しています。

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 （最終Update：2008.04.24）

【Photoback】一冊から作る写真集
動物ウオッチングは、たんのしーぞー！ちょっこの本

∴ 暴動の、その先のために。

観光客が激減し、保護区内のロッジの閉鎖や従業員の削減が耳に入ってくる中、
経済の麻痺したケニアがこの先一体どうなってしまうのかという思いの一方で、
“もしかして、野生動物がストレスなく過ごせるのは、皮肉にも
観光客がいなくなった今なのかもしれない・・・”
なんて事をぼんやりと思ったりもしていました。

ところが、そんな私の頭をガツンと殴るような記事が。

ご本人の許可を得て、紹介させていただきます。
ケニアで獣医をなさっている滝田明日香さんのブログより、
マサイマラ国立保護区の危機（←当該記事にリンクしています。）

それによると、観光客の激減と共に、国立保護区の入場料が見込まれなくなり、
密猟者を取り締まるレンジャーを雇えなくなったため、
マサイマラは密猟者の暗躍が可能な土地になりつつある・・・
と言うことがしたためられています。

さらにブログには、
「（レンジャーは）２００２年から９７０人もの密猟者を逮捕してきた」とあります。

僅か６年ほどで１０００人近い密猟者！
正直、この数字には驚きました。
レンジャーの目を逃れている者もいることを考えると、相当な数です。

これまで、「密猟者」という言葉は聞いていても、具体的な数字を知ることのなかった私は、
恥ずかしながら、もっとずっと少ない数のような印象を持っていました。
それは、密猟者は特別なものだという思い込みがあったからかもしれません。

正直に書くと、冷たく感じるかもしれませんが、私はアフリカに対しての
お金や物品という直接的な支援に対して、興味がありませんでした。
例えば協力隊員のように、そこに住む人が自らの手で生きていけるための
足がかりをつくる支援や、フェアトレードのように一方的でない支援には賛成なのですが、
与えるだけの直接的な支援にはこれまで心が動かされなかったのです。
（もちろん、そういう活動をされている方を否定しているわけではありません。）

けれど、今回、明日香さんがブログで呼びかけている寄付には
心を動かされました。
それは、この一文からです。

『現在のケニアには暴動があり怖くて観光に来れないかもしれませんが、
実際に現地に来なくてもレンジャーをサポートしてあげることで
マサイマラの保護に参加することは出来ます』

正直、今の私はケニアには怖くて行くことができません。
ケニアはどこよりも好きな国だけど、確率の問題とはいえ、
命を落とす危険が高まっている場所に、行くことはできないのです。

だけど、ケニアにいる知人が困っている様子も伝わり、何かできることはないか・・・
というジレンマがあるのも事実です。

そんな折に目にしたのが明日香さんの記事でした。

寄付である、という点では、これまで私が避けてきたものと同じですが、
大きく違うのは、
『この寄付は個人のためではなく、もっと広くケニアの未来につながるかもしれない』
と思った点です。

今、動物を密猟者から守っていれば、暴動が収まった後に、
観光客が戻ってくる足がかりになるかもしれない。
動物を守ることが、ケニアという国や国民が、再度歩き出すための、
大きな大きな財産になるかもしれない。
今、保護区が荒らされてしまったら、元に戻すには非常な困難が伴うのではないか、
守るには今しかないのではないか。
・・・そう思ったのです。

ブログを読んでの個人的な感想を長々と書いてしまいました。
興味がおありの方がいらっしゃいましたら、ぜひ明日香さんのブログを
ご覧ください。


※暴動に関しましては、平成２０年４月２３日付けで、外務省危険情報の
　引き下げが行われ、ケニアは暴動前の落ち着きを取り戻しました！
　関連記事を、2008年4月24日に記載しています。

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 （最終Update：2008.04.24）

【Photoback】一冊から作る写真集
動物ウオッチングは、たんのしーぞー！ちょっこの本

∴ 外務省・ケニアに対する渡航情報（危険情報）が再度引き上げられました

年末の大統領選挙後の紛争から既に１ヶ月が過ぎました。
残念なことに、スラムで続いていた暴動は、
現在、地方に飛び火している状況のようです。
部族間で衝突しているため、現在のところ外国人の死者はないとの
情報があります。

動物保護区を抱えた地域及びその道中で暴動が起きているため、
外務省の危険情報が再度引き上げられました。

詳しくはこちら（外務省の渡航情報にリンクしています。）

地図はこちら

日本人がよく行く、マサイマラ、ナクル、ナイバシャ、アンボセリの動物保護区を
抱えた地域が「渡航の延期を勧告」になっています。

一段階低い「渡航の是非を検討」は、ツァボくらいでしょうか・・・。

前回登場したドライバーさんも、陽気なトーンは消え、
「観光客は全然来ない。車は全部会社のガレージに停まったままで、
給料がもらえず、授業料を払えないため子供も学校に行っていない。」
という、悲痛な連絡が入りました。

悪い方にばかり考えるのは、あまり良くないので、あまり暗い記事は
書きたくありませんが、とにかく１日でも１時間でも早く、まずは
政治的な面が解決しますようにと、願っています。

※平成２０年４月２３日付けで、危険情報の再引き下げが行われ、
　延期勧告はすべてなくなり、暴動前の落ち着きを取り戻しました！
　関連記事を、2008年4月24日に記載しています。

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 （最終Update：2008.04.24）

【Photoback】一冊から作る写真集
動物ウオッチングは、たんのしーぞー！ちょっこの本